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Date post: 09-Oct-2020
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1 早稲田大学理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 !"#$%&’()*+, 大河内研ニュースレター No.2 研究室 HP : http://www.okochi.env.waseda.ac.jp/about.html August 13, 2007 担当教員から 御父兄およびOBの皆様,蒸し暑い日が続いておりますが,いかがお過ごしでしょ うか.当研究室では,4月より修士課程1年生6名,学部4年生7名という陣容で 研究活動に取り組んできました.現時点で,学部生6名の進路が決まり(大学院内部 進学:為近・関・島田・岡田・竹村君,就職:横山君),1名(水野君)は他大学大学 院を受験しています.また,日本女子大宮崎研究室の荒井さんが修士課程の一般入 試で合格しました. 本日より本学の夏季一斉休業期間となり,当研究室も2週間の夏休みに入ります.7月後半か ら8月前半は大変忙しく,私のチリへの国際会議出張(7/20-29)に始まり,ユニラブ(8/2),オープ ンキャンパス(8/3-5),富士山夏季集中観測(8/1-8/8),軽井沢ゼミ合宿(8/10-12)など行事が目白押 しでした.この間,大学院生を中心として,学生諸君が主体的に行動してくれました. さて,本日はニュースレター第2号をお届けいたします.第1号は私が執筆いたしましたが, 第2号からニュースレター係として修士課程1年生の松延明典君と学部4年生の竹村尚樹君(修士 課程進学予定)に担当してもらうことになりました. 研究室の行事報告 ・火力発電所見学会(2007 年 7 月 4 日) 日本女子大学宮崎研究室と合同で,横浜市磯 子区の J-POWER 火力発電所(国内最大の石炭 火力発電所)に見学に行きました.発電所の現 状や設備について説明を受けた後に,最先端 の主要設 備を見学 する機会 を頂き, 大変勉強 になりま したユニラブ(2007 年 8 月 2 日) 早稲田大学主催の小中学生向け実験教室ユ ニラブに今年も参加しました.今年は小学 生高学年から中学生までの幅広い参加者が 集まり,身近な試料の pH 測定や雲作りを 楽しんでいました.子供たちの楽しむ姿や 真剣な表情に 接することが でき,学生一 同も非常に充 実した一日を 過ごすことが できました. 2 国際会議参加報告(大河内) ラ・セレナ(チリ)で開催された第 4 回霧と露の 国際会議に参加しました.この国際会議は 3 年に 1 回開催される会議で,霧と露に関する 多種多様な研究報告が行われます.例えば, 水資源としての霧や露の利用,視程障害とし ての霧の発生予測モデル,霧の酸性化機構な どです.今回は 32 ヶ国から約 120 名の参加 者がありました.私は口頭発表1件とポスタ ー発表1件を行いましたが,欧米の研究者か ら貴重なコメントを頂きました.会議の合間 に,サンチャゴ,ラ・セレナ,バルパライソ, フライ・ホルヘなどを観光しました.天候に も恵まれ,アンデス山脈がとても綺麗でした. また,チリワイン,ピスコ,シーフードを堪 能することができ,大変有意義でした. 富士山集中観測(2007 年 8 月 1-8 日) 毎年恒例の富士山集中観測を,気象研,産総研, 農工大,理科大,山梨大,石川県立大,電中 研との共同研究で行い ました.山頂や山麓に 泊まり込んでの観測は 大変でしたが,とても 貴重な試料を得ること ができました.観測の 様子は静岡新聞にも掲 載されました. ・軽井沢ゼミ合宿 (2007 年 8 月 10-12 日) 軽井沢セミナーハウスでゼミ合宿を行いまし た.前期の中間報告という事もあり,普段の ゼミとは違った緊張感がありましたが,無事 に終える事ができました.空き時間には,全 員で白糸の滝や雲場池に訪れて,避暑地を満 喫しました. 研究テーマの紹介 <修士 1 年> ・滝口祥一: 酸性沈着物が丹沢大山の森林表 層土壌に及ぼす影響評価 ・船倉崇弘: 山岳大気中ガスおよびエアロゾ ル観測システムの開発と評価 ・本田 拓: 山間部森林生態系における窒素 飽和現象と窒素循環 ・前島幸司: 森林樹冠における大気中多環芳 香族炭化水素の捕捉効果と代謝能の解明 ・松延明典: 大気中フミン様物質の定量と化 学特性の解明 ・三宅雄貴: 有害有機化合物の降水促進吸収 機構と光分解化学特性の解明 <学部 4 年生> ・岡田卓也: 次世代燃料起源物質の大気動態 と大気環境に及ぼす影響評価 ・島田隼平:多環芳香族炭化水素の大気動態 と降水洗浄機構 ・関 圭祐: 都市近郊森林生態系の酸緩衝作 用と酸性沈着の影響評価 ・竹村尚樹: 山岳域における酸性沈着物の動 態と森林樹冠への影響評価 ・為近和也: 揮発性有機化合物の大気動態と 降水洗浄機構 ・水野佑亮: 都市近郊山間部の渓流水中微量 金属のキャラクタリゼーション ・横山忠功: フォトフェントン反応における 水中有害汚染物質の分解 前期を振り返って 去年まで一学年だった大河内研も人数が増 え,非常に活気が出てきました.サンプリン グに出かけたり,夜遅くまで実験をしたり, 各自が自主的に研究生活を送っていたのでは ないでしょうか.大河内先生には,学会で多 忙な中,ユニラブや集中観測において精力的 に指導していただきました. 今後の研究室予定 前島幸司,松延明典,三宅雄貴の大学院生 3 名が,大気環境学会(岡山理科大,9/5-7) に参加します. 4 年生はようやく実験が軌道に乗り始めま した.後期はさらに実験を進め,12 月頃から 卒論の作成に取り掛かることになります.
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早稲田大学理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 !"#$%&'()*+,

大河内研ニュースレター No.2

研究室 HP : http://www.okochi.env.waseda.ac.jp/about.html August 13, 2007

担当教員から 御父兄およびOBの皆様,蒸し暑い日が続いておりますが,いかがお過ごしでしょうか.当研究室では,4月より修士課程1年生6名,学部4年生7名という陣容で研究活動に取り組んできました.現時点で,学部生6名の進路が決まり(大学院内部進学:為近・関・島田・岡田・竹村君,就職:横山君),1名(水野君)は他大学大学院を受験しています.また,日本女子大宮崎研究室の荒井さんが修士課程の一般入試で合格しました.

本日より本学の夏季一斉休業期間となり,当研究室も2週間の夏休みに入ります.7月後半から8月前半は大変忙しく,私のチリへの国際会議出張(7/20-29)に始まり,ユニラブ(8/2),オープンキャンパス(8/3-5),富士山夏季集中観測(8/1-8/8),軽井沢ゼミ合宿(8/10-12)など行事が目白押しでした.この間,大学院生を中心として,学生諸君が主体的に行動してくれました. さて,本日はニュースレター第2号をお届けいたします.第1号は私が執筆いたしましたが,第2号からニュースレター係として修士課程1年生の松延明典君と学部4年生の竹村尚樹君(修士課程進学予定)に担当してもらうことになりました.

研究室の行事報告 ・火力発電所見学会(2007年 7月 4日) 日本女子大学宮崎研究室と合同で,横浜市磯子区の J-POWER 火力発電所(国内最大の石炭火力発電所)に見学に行きました.発電所の現状や設備について説明を受けた後に,最先端の主要設備を見学する機会を頂き,大変勉強になりました.

・ ユニラブ(2007年 8月 2日) 早稲田大学主催の小中学生向け実験教室ユニラブに今年も参加しました.今年は小学生高学年から中学生までの幅広い参加者が集まり,身近な試料の pH 測定や雲作りを楽しんでいました.子供たちの楽しむ姿や真剣な表情に接することができ,学生一同も非常に充実した一日を過ごすことができました.

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・ 国際会議参加報告(大河内) ラ・セレナ(チリ)で開催された第 4 回霧と露の国際会議に参加しました.この国際会議は 3年に 1 回開催される会議で,霧と露に関する多種多様な研究報告が行われます.例えば,水資源としての霧や露の利用,視程障害としての霧の発生予測モデル,霧の酸性化機構などです.今回は 32 ヶ国から約 120 名の参加者がありました.私は口頭発表1件とポスター発表1件を行いましたが,欧米の研究者から貴重なコメントを頂きました.会議の合間に,サンチャゴ,ラ・セレナ,バルパライソ,フライ・ホルヘなどを観光しました.天候にも恵まれ,アンデス山脈がとても綺麗でした.また,チリワイン,ピスコ,シーフードを堪能することができ,大変有意義でした. ・ 富士山集中観測(2007年 8月 1-8日) 毎年恒例の富士山集中観測を,気象研,産総研,農工大,理科大,山梨大,石川県立大,電中研との共同研究で行いました.山頂や山麓に泊まり込んでの観測は大変でしたが,とても貴重な試料を得ることができました.観測の様子は静岡新聞にも掲載されました. ・軽井沢ゼミ合宿(2007年 8月 10-12日) 軽井沢セミナーハウスでゼミ合宿を行いました.前期の中間報告という事もあり,普段のゼミとは違った緊張感がありましたが,無事に終える事ができました.空き時間には,全員で白糸の滝や雲場池に訪れて,避暑地を満喫しました.

研究テーマの紹介 <修士 1年> ・滝口祥一: 酸性沈着物が丹沢大山の森林表層土壌に及ぼす影響評価

・船倉崇弘: 山岳大気中ガスおよびエアロゾル観測システムの開発と評価

・本田 拓: 山間部森林生態系における窒素飽和現象と窒素循環

・前島幸司: 森林樹冠における大気中多環芳香族炭化水素の捕捉効果と代謝能の解明

・松延明典: 大気中フミン様物質の定量と化学特性の解明

・三宅雄貴: 有害有機化合物の降水促進吸収機構と光分解化学特性の解明

<学部 4年生> ・岡田卓也: 次世代燃料起源物質の大気動態と大気環境に及ぼす影響評価

・島田隼平:多環芳香族炭化水素の大気動態と降水洗浄機構

・関 圭祐: 都市近郊森林生態系の酸緩衝作用と酸性沈着の影響評価

・竹村尚樹: 山岳域における酸性沈着物の動態と森林樹冠への影響評価

・為近和也: 揮発性有機化合物の大気動態と降水洗浄機構

・水野佑亮: 都市近郊山間部の渓流水中微量金属のキャラクタリゼーション

・横山忠功: フォトフェントン反応における水中有害汚染物質の分解

前期を振り返って 去年まで一学年だった大河内研も人数が増え,非常に活気が出てきました.サンプリングに出かけたり,夜遅くまで実験をしたり,各自が自主的に研究生活を送っていたのではないでしょうか.大河内先生には,学会で多忙な中,ユニラブや集中観測において精力的に指導していただきました. 今後の研究室予定 前島幸司,松延明典,三宅雄貴の大学院生3 名が,大気環境学会(岡山理科大,9/5-7)に参加します. 4 年生はようやく実験が軌道に乗り始めました.後期はさらに実験を進め,12 月頃から卒論の作成に取り掛かることになります.

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